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CAA東京(千葉県柏市・永谷敏行社長)は今年の8月22日開催のオークションより、4レーン化とタッチパネル方式の新卓上端末を導入する。
新卓上端末はCAA中部会場と同型となる600台を導入。これにより火曜日開催のCAA3会場とTAA5会場の全18レーンの中から4レーンを自由に選択し、同時に4レーン応札を可能とする業界初の取組みを実施する。これまで他会場のセリに参加するためには、画面を切り替える必要があったが、今回の新卓上端末導入により、切り替えが不要となり、よりセリに参加しやすい環境を整える。会場間応札の利用は年々伸長しているが、新卓上端末導入によりTAA・CAAグループ間のネットワーク応札の活性化に繋がり、グループ間の相乗効果も更に高まると考えられる。
4レーン化はセリ時間の短縮を目的に導入する。昨年度の平均出品台数2052台に対し、セリ終了平均時刻は18時、3000台を超える記念開催では22時に及ぶこともあった。また、増加傾向にある出品台数に対しても4レーン化を導入することで、セリ時間の短縮を図り、会員の利便性向上へと繋げる。
4レーン導入後のセリ終了時刻は、16時半を想定。セリ時間短縮により会場着席数の多い時間帯のセリ集中、セリラストまでの参加が増えることで、出品車への注目、応札増が期待でき成約率の向上に繋がると考えている。
今回の4レーン化と新卓上端末導入と併せ、ポス席のテーブルもリニューアルする。テーブルを広くすることで20インチワイドモニターを利用しやすく、使い勝手の良いポス席を実現する。
勝田淳執行役員は「CAAのポジションはチャレンジャー。新しい取り組みを積極的に行っていく。4レーン化・新セリ機導入も10年先を見据えて何をすべきかの一つ」と語った。
杉浦弘将CAA東京会場長は「4レーン化による新コーナーも考えている。併せて選択式4レーン同時応札機能により『買いやすさ』も向上する。良い流れを作り、出品数の増加に繋げていきたい」と語った。
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