「パッと見」評価は、使い分けが大事(外装チェック前編) - グーネット自動車流通

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「パッと見」評価は、使い分けが大事(外装チェック前編)

企業・団体 2017年04月14日
株式会社ジャッジメント 取締役 橋本剛
会社名:ジャッジメント

 査定において外装ダメージのチェックはそれほど難しいものではありません。なぜなら「確認ポイントの理解」が求められる修理跡とは異なり、「キズ」や「へこみ」は「じっくり観察すれば見つけられるもの」だからです。とはいえ、オークション出品時、あるいは第三者機関による鑑定を受けた際、ご自身がイメージしていた評価が得られないケースがあるのも事実。そこで今回はオークション検査員や鑑定師がどのような「評価点観」で外装をチェックしているのかをご紹介いたします。

◆高評価・高額車ほど細かくチェックされる
 査定時に「パッと見、オークション評価○点ぐらいかな・・・」と、車の外観を見回すことは、査定金額や商談のイメージを作るうえでとても大事なことです。キズやへこみが多い車は目立つものを優先的に拾い、きれいなクルマは細かいダメージを拾っていきます。オークションの出品検査時に検査員も同じことをします。しかし「パッと見きれい」と「本当にきれい」は似て非なるものです。検査員は「本当にきれいなのか。」を確認する為に普段以上に目を凝らしてボディをチェックします。なぜなら高い評価点を付与した場合、ひとつのへこみやキズの見落としが、会場の信頼性を失墜させることになりかねないからです。今の時代、インターネットを活かした「下見」が日常化しています。さらに高評価の車に関しては現車を確認せずにネット落札することも珍しくありません。高い評価点の車は、それだけ出品票の記載内容を信頼していることになります。「信頼性確保」の視点で考えると細かなチェックになるのは必然的なことと言えます。また最近では在庫車を【第三者機関による鑑定評価】を付けての販売も定着しつつあります。高い評価を受けた車ほど、ユーザーの期待度も高まりますので、より丁寧なチェックが鑑定師に求められるのです。

◆なぜ「パッと見」評価がズレるのか
 査定の際に高評価を期待したにもかかわらず、いざオークションに出品したら期待通りにならないケースは誰しもが経験するはずです。高評価を前提に査定額を高くしている場合には痛手になることもあります。「しっかり見たはずなのに・・・」本当にそうでしょうか。一見しっかり確認しているようでも、意外と見忘れ(未確認)のエリアがあったりします。

●見忘れが多いエリア
・ルーフパネル全体
・前後バンパー下面
・左右ステップ下面
・下廻り全般

 ご自身の査定シーンを思い浮かべてみていかがでしょうか。このように見忘れエリアは、下側方向に多く見られます。修復歴チェックと同様、ここに評価ズレの原因が考えられます(後編へ)。 




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【対象評価点】

4、4.5点

【抽出価格条件】

直近価格が500千円以上

【抽出台数条件】

毎月50台以上の流通が過去6ヶ月連続していること