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ダメージカー(事故や災害等により損壊した車両)の買取・販売・輸出を行うタウ(埼玉県さいたま市・宮本明岳社長)は、2016年9月末で損害車の累計販売台数が45万台を突破した。
日本では、比較的安価で品質の良い中古車が大量に流通しており、損害車は消費者から敬遠される傾向が強い。その結果、商品価値は損傷を受けた途端急激に低下している。一方、世界には、これらの損害車を価値あるリユース資源として捉え、元の状態に修復し、中古車として再利用することが一般的となっている国々がある。
同社の損害車リユースビジネスは、このような日本と海外の「価値観の差」に着目。事故や災害等により損壊した車を国内で買い取り、独自に構築したウェブオークションを通じて、損害車に対し旺盛な需要が存在するロシアやアジアおよび中南米諸国などを中心に提供している。創業以来、地球規模での損害車リユースを推進し、現在では世界113ヵ国に販売、マーケットは拡大している。
同社は「今後も、企業スローガンである「Globaloop Company」を掲げ、損害車の買取・販売を通じて、価値があるのに不要とされるモノを必要な人へとつなげ、モノの命を循環させる「循環型社会」の実現を目指してまいります」としている。
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