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【繁盛店レポート】高橋自動車販売(愛知県岡崎市) グループ誕生50周年を迎える老舗販売店

2016-11-21


  

  • 高橋自動車販売 青池盛治専務
    高橋自動車販売 青池盛治専務
  • 軽自動車専門店「メガタウンとよた」
    軽自動車専門店「メガタウンとよた」
  • 「メガタウンとよた」展示場には常時80台展示
    「メガタウンとよた」展示場には常時80台展示

 昭和63年に車買取り専門店アップル(同社1号店)を愛知県岡崎市にオープンさせたことで知られる高橋自動車販売グループは、アップルを愛知県7店舗、神奈川県5店舗、東京都に2店舗を展開する。販売では軽自動車専門に在庫80台を揃えるメガタウンとよた、さらに、車ネットオークションでは、プロのアドバイザーを常駐、在庫は置かず注文販売専門で多角化するユーザーニーズに応えている。
買取りからオートオークション、共有在庫、在庫販売、注文販売に至るまで、中古車流通のあらゆるインフラをフル活用し、成長を続ける同社。青池盛治専務より、商売の秘訣について聞いた。

<月間買取り500台>
 14店舗体制で展開するアップル事業においては、グループ月間約500台の買取り実績を誇る。「中古車の価格は常に変動しているため、AA相場の最新情報をキャッチして、売却のタイミングをアドバイスしている。また、迅速な査定や、将来的な売却を考慮した新車購入のアドバイスも心がけている」同社はユーザー満足=従業員満足と考え、カーライフの総合アドバイザーを目指し活動している。

<共有在庫の積極活用>
 ストックワンプライス等をはじめとする共有在庫相場は、小売り相場とオークション相場の中間に位置しており、第3の換金場として関係者の注目を集めている。同社においても「買取り後はオークション出品が基本となるが、数年前より共有在庫も積極的に活用するようになった」「現状では、換金を急がない車両や、小売り相場が高い車両を対象にしているが、平均して買取り台数の15%は共有在庫にて販売している」「共有在庫を利用するバイヤーの裏にはユーザーが控えており、小売り相場並みの価格で売れることもある」など、共有在庫の有効性を示唆、「将来的には現状15%の共有在庫販売率を30%まで引き上げたい」と語る。

<共有在庫掲載のポイント>
 共有在庫掲載に掲載すれば何でも売れるわけではなく、いくつかのポイントがあると言う。同社で注意している点は、①外装の状態を正しく伝える(欠点を含め、外装の状態がわかりやすい画像を掲載)②グレード表記(正確なグレードに加えて車両の特徴となる一文を表記することで一覧表示時に選ばれやすくなる)③掲載画像は出来る限り多く(情報量を増やすことで、安心感を与える)④車種によるアピールポイント(輸出向けの車両にはコーションプレートの画像など)最後に青池専務は、「共有在庫の有効性を理解し、活用している販売店は年々増加しており、もはや隙間市場とは言えなくなった。販路拡大の仕組みを利用しないのは非常にもったいない」と語った。

【店舗情報】
本社所在地:愛知県岡崎市鴨田南町1番地18
創業:昭和41年
事業内容:自動車販売・買取店経営・大型ラーメン店経営
代表者:高橋英樹
従業員:109名