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「MIRIVE」に社名変更し、6月に1周年を迎えた同社。「創造的挑戦」を掲げスタートした後、セリ機刷新、出品成約数の伸長とその取り組みは順調に見える。改めて伊藤社長にこの1年の取り組みと今後について話を聞いた。
—出品店数、新規会員は順調に増えている。セリ機刷新時に導入した「Mライブ」はwebサイトを利用したライブシステム。webサイトである為、修正・変更は速やかに対応出来る。出品票印刷機能も始まった。引き続き会員の利便性向上を考え、独自のサービスを提供しながら付加価値を高めていく。
—「成約台数を上げるために何ができるか」を追求していく。6月は成約率80%前後と高実績を残せた。成約台数の多い会場は出品店と落札店の満足度が高い。成約率は指標、絶対値は成約台数。
オークション会場はサービス業。出品店と落札店の双方の価値を上げていく。中古車を扱う人がいなくなったらオークション会場は終わり。常にその危機感を持っている。現状に満足し、何も変化しないのは楽。しかし、変化しないと衰退していく。そういう点ではハード面も強化した。今後も改良を重ねていきたい。—地域の特性を考えていかないといけない。高級外車が集まる会場ではない。バリエーションをいかに保つか。これは営業の力。「MIRIVE」となり1年経つが進捗はまだ10%。考えていることをどう実現させていくかを考えている。利用している人に話を聞くが、10人に聞けば10人話が違う。ベストは10人の満足だがそれは難しい。最大公約数をどう捉えていくか。ここを考えていくのが難しい。基本的な部分を底上げしていかないといけない。
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