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「熊本城は熊本県のシンボル。地震被害から一日も早く復興して、さらなる発展につながることをお祈りします」―。6月9日、熊本市の熊本城総合事務所を訪れたベイオークの福井妙子さんは被災地への『想い』を話した。
同社は5月のAA開催で緊急企画「熊本物産展」を展開し、熊本県下の物産品を直接購入・販売したほか、物産展の売上金全額や会員から募った募金を「熊本城災害復興支援金」に充てた。あらゆる復興支援の形がある中、同社総合企画室主任の福井さんが熊本県民のシンボルである「熊本城」の災害復興という形を企画し、同社会員とともに、復興支援活動を実践した。
熊本の地に実際に入り、会員とともに集めた支援金(総額55万8775円)を熊本城総合事務所の梅田雄介所長補佐に目録として手渡すとともに、会員からの被災地への想いを伝達した。
梅田所長補佐は福井さんからの説明や大阪で見守る同社会員の熊本への想いを聞き、「いただいた支援金は熊本城の復興に役立てさせていただきます。『熊本の復興のシンボルに』と、熊本城の復興を願っていただいていることに感謝しています。大変な時ですが一歩一歩前に進んでいきます」と謝意を表するとともに、復興に向けた力強い意志を話した。
熊本城では、天守閣の大きな被害や石垣の崩落など、敷地内は地震発生当時の痛々しい姿を今も残しているが、「地震発生が開園時間でなかったことが不幸中の幸い」(梅田所長補佐)と、瓦の飛散などで大きな人的被害が起こってもおかしくない状況だった。
熊本城事務所も地震発生により事務所が立ち入り禁止になり、現在は市民会館ホールの「楽屋」を間借りする形で、仮設事務所で業務を続けている。
熊本城事務所を訪問後、5月の物産展で販売した商品を仕入れた熊本県物産振興協会を訪問した。同協会が運営する「熊本県物産館」には熊本県内の物産品が所狭しと並んでいる。県のマスコットキャラクター「くまモン」のグッズも多数並ぶ。
「これからどのように復興していくか、全国の皆さんには熊本に是非来ていただきたい」(梅田所長補佐)とするように、観光客の減少などに伴う地元の経済的低迷も懸念され、観光で訪れ、現地で消費することによる復興支援の有効性も考えたいところ。「40年以上かかるかもしれない」(梅田所長補佐)とする熊本城の復旧工事に際しても、復旧の様子が「歴史の1ページ」として、見ることが出来るような仕掛け・演出も検討されるようだ。
福井さんは「被災された皆様の精神的な支えとして『熊本城災害復旧支援金』への寄付を決定しました。ピンチをチャンスに変え、熊本城再建から風評被害を一掃し、地震前より発展して欲しいとも想っています」と、今回の支援活動の目的を話す。
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