ＪＵ熊本・永松守理事長インタビュー「負けんばい熊本」「頑張るばい熊本」/ＪＵ熊本

ＪＵ熊本・永松守理事長インタビュー「負けんばい熊本」「頑張るばい熊本」

ひと 2016年06月07日

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全国からの熱い支援に感謝

会社名：ＪＵ熊本

全国からの熱い支援に感謝する永松理事長（復興記念ＡＡ終了後のＡＡ会場にて）

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　熊本地震の前震と本震の発生から約１カ月半が経過した。震源地に程近い熊本県西原村にオートオークション（ＡＡ）会場を構えるＪＵ熊本においてもＡＡ会場や東町事務所（熊本県自動車会館内）が大きな被害を受けた。ＡＡ会場は急ピッチの修復作業により、本震から約１カ月後の５月１８日に再開、６月１日には「復興記念ＡＡ」を開催した。地震による被害状況や現在の心境、復興に向けた意気込みなどについて、ＪＵ熊本の永松守理事長に聞いた。　　（室田　一茂）

－前震、本震という二段階の大地震に見舞われた
　「現在判明しているだけでも組合員１２４社のうち、約５０社が被災した。自宅の半壊や全壊なども含め、目に見えた被害の報告によるものだが、罹災証明書の発行が出来ていないところも多く、被害報告はさらに増加する見通し」
　「ＡＡ会場においては４月１４日の前震では持ち堪えたものの、中１日で発生した本震で、大きな被害を受け、休催を余儀なくされた。全面修復には約９００万円が必要となる。熊本は地震が少ない地域で、まさか大規模地震の当事者となるとは誰もが思いもしないことだった。『立ち直れるか』『復興出来るか』という不安感が組合員の中に漂い、当初は何よりも組合員の経済的な不安感を強く感じた」

ー震災直後より全国から心強い支援が届いている
　「当事者になって感じたことだか、同業者による男気や熱い想いを沢山いただいた。中でも澤田会長を始め、全国のＪＵ関係者からのご支援や励ましに触れることができ、全国組織の力を改めて感じた。ご支援いただいた募金、義援金は組合員の経済的支援に充てさせていただきたい」

ーＡＡも再開し復興に向け求心力は高まっている
　「皆が『負けんばい』という想いを１つに、復興へ向けて前向きに取り組んでいる。出品台数も来場者数も予想を上回り、この会場が皆の『拠り所』となっていることを強く実感した。『負けんばい』『頑張るばい』という強い想いで皆が結束し、復興に向けて前向きに進んでいきたい。組織として、個々の販売店の経済的支援を続けながら、組合員を支えていきたい」

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