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JU熊本(熊本県西原村・永松守理事長)は6月1日、「JU熊本復興記念オートオークション(AA)」を開催した。熊本地震で被害を受けたAA会場の修復工事を行う中、組合員や九州各県JUからの協力もあり、目標台数を上回る出品303台超えのAAを開催、地元の中古車流通の活性化により、存在感を示した。
セリ開始前のセレモニーでは、永松理事長が挨拶に立ち、「5月18日開催の『負けんばい熊本AA』でAAを再開し、今回は復興記念という冠でAAを開催させていただきましたが、目標台数を大きく上回る300台超えの出品台数をいただきました。皆様のご協力に感謝いたします」と謝辞を述べた。
続いて挨拶に立った川端一成流通委員長は「前に向かって、どんどん進んでいくのみ。早く本来の中古車流通に戻ることを願っています」と話した。
応援に駆け付けたJU福岡の山村恭生流通委員長は「JU福岡はもちろん、JU九州としても流通委員会を中心にJU熊本AAを応援していきます。まだまだ大変な時期で、復興までは道半ばだとは思いますが、今後もしっかりと支援してまいります」とエールを送った。
当日のAAでは、全支部が目標達成するなど、会員・組合員が一丸となった取り組みで、結束を強めている。
同会場は、4月14日の「前震」では大きな被害が無かったものの、同16日の「本震」において、会場内の天井が落ちるなどの被害や外壁の崩落により、AA開催が困難な状況となり、約1カ月の休催を余儀なくされた。
同会場では、震災により地元からの応札が厳しい中、再開後のAAではJU共有セリ機導入による活発な外部応札が支えとなり、力強い応札がセリを盛り上げた。1日の記念AAでは成約131台のうち、約3割の42台が外部からの落札だった。
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