【トップインタビュー】佐藤幸雄理事長に聞く - グーネット自動車流通

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【トップインタビュー】佐藤幸雄理事長に聞く

ひと 2016年05月13日
地産地消と教育で差別化
会社名:NGP日本自動車リサイクル事業協同組合
NGP日本自動車リサイクル事業協同組合佐藤幸雄理事長

NGP日本自動車リサイクル事業協同組合佐藤幸雄理事長

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 使用済車両数の減少とスクラップ相場の低下により良質なリサイクル部品の調達が困難となっているが、自動車リサイクル業界最大手「NGP日本自動車リサイクル事業協同組合(以下、NGP)」の2015年度の販売金額は前年比107.7%と好調だ。昨年理事長に就任された佐藤理事長に、現状と今後の取り組みについて話を聞いた。(聞き手:早馬裕)

【安く早く提供するため「地産地消」を提唱】
リサイクル部品は安価である事が最大の利点であるため、上昇し続ける物流経費をいかに抑えるかが業界全体の課題となっている。当組合は事業者数こそ141社と他の流通ネットワークが有する事業者数を下回っているが、販売点数は年間240万点と業界トップを維持している。組合各支部の地域ニーズを分析し、ニーズに沿った部品の登録強化を組合員に働きかけ、地域エリアで物流が可能となる環境を整備している事で、販売点数の確保が実現できている。いわゆる「地産池消」を提唱し、リサイクル部品を購入頂いているお客様の利用価値の向上に繋げている。

【最大の強みは「人材育成」】
組合員の社員にNGPの理念・基礎を徹底的に学んでもらう基礎研修に重きを置いている。合格した社員には営業・生産・フロントの各研修会を定期的に実施し、NGPの組合員に相応しい人材となってもらえるよう取り組んでいる。お客様の立場にたち助言や対応が出来る人材の育成が商品とサービスの向上を実現すると捉えており、人材育成への取り組みが、お客様に支持されるNGPブランドを構築してきたと理解している。

【継続的にお客様から支持される組合を目指す】
当組合はお客様に良質なリサイクル部品を提供するためリユース部品一点一点に品質保証の「ギャランティーシール」を貼布してきたが、さらなる品質向上を目指し、全組合員にスキャンツールを導入した。今後はお客様が欲しい時にリサイクル部品を供給できる環境をさらに整備するため、本部主導のデータ分析を向上させ組合員の事業基盤を安定化させる事により、地産地消を強化していく。また、整備工場であるお客様にリサイクル部品の消費者への提供機会を増やして頂くため、集客サイト「NGPエコひろば」の強化にも取り組んで行きたい。

【プロフィール】
理事長・佐藤幸雄。新潟県出身。昭和57年に新潟市で株式会社共伸商会を設立。平成2年にNGPグループに入会。同会の要職を経て平成27年10月理事長に就任。昭和33年8月生まれの57歳。

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【対象評価点】

4、4.5点

【抽出価格条件】

直近価格が500千円以上

【抽出台数条件】

毎月50台以上の流通が過去6ヶ月連続していること