【トップインタビュー】　設立３０周年を迎えるジーライオングループの田畑　利彦社長に聞く/ジーライオングループ

【トップインタビュー】　設立３０周年を迎えるジーライオングループの田畑　利彦社長に聞く

ひと 2015年07月03日

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～お客様に喜んでいただきたい。心の底から満足していただきたい～

会社名：ジーライオングループ

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　６月１３日にはグループ設立３０周年記念事業として手がけた「ジーライオンミュージアム」（大阪市港区）が開業。赤レンガ倉庫のリノベーション事業として、国内外に大きな話題を発信し、開業初日の来場客数は約２５００人に上った。グループ設立３０周年記念イヤーとして、さまざまな事業を展開するジーライオングループ（神戸市中央区）の田畑利彦社長に、グループ設立３０周年やミュージアム開業に対する思い、今後の経営方針などを聞いた。　　　　　　　　（室田　一茂）

―グループ設立３０周年を迎えて
　「創業当時は自動車整備工場からスタートし、とにかく『お客様に喜んでいただきたい。心の底から満足していただきたい』という一心で前進してきた。グループ設立３０周年を迎え、これまで会社を支えてくれたスタッフや業界関係者の皆さんへの感謝の思いでいっぱい。これからあらゆる形で『恩返し』していきたい」

―各事業の振り返りと現状は
　「グループ設立から３０年が経つが、２００９年２月に独ＢＭＷ正規ディーラーのモトーレン阪神の営業を開始したことがグループにおける事業成長の大きな転機になった。新車、中古車販売をはじめ、ＡＡ事業や自動車整備専門学校など、自動車に関するありとあらゆることに携わる『クルマの総合商社』と呼べるまでに成長することが出来た。今後も各事業の成長を目指すとともに、あらゆる事業のシナジー効果を引き出すブランディングに注力していきたい」

―ジーライオンミュージアムを開業した今の思いは
　「もともと大阪市の『赤レンガ倉庫』活用事業として譲り受けたもので、歴史ある建築物とロマン溢れるクラシックカーの競演を目指してミュージアム構想を立ち上げた。耐震補強工事から始まり、今回満を持してグランドオープンに漕ぎ着けることが出来た。率直な感想は、ここまでスタッフや関係者が素晴らしいミュージアムをよく形にしてくれたという驚き。もちろん事業として手がける以上、ミュージアムやステーキハウス、カフェといった複合型施設として成功させ、この事業に関わった方々に恩返しするとともに、結果的には大阪・築港地区を始めとする観光活性化により、地域社会への貢献につながればと考えている」

―６月２３日にはグループ総会をユニバーサル・スタジオ・ジャパン（ＵＳＪ）で開催した
　「グループ設立３０周年記念事業の一環で、パーク内の会場で社員総会を行った。総会ではグループの事業方針などを共有したほか、社員を対象とした表彰式を開いた。総会後にはＵＳＪの貸切イベントとして『ジーライオングループ　３０ｔｈアニバーサリー　サンクス・フェスタ』を開催した。約２０００人のグループ社員と日頃支えてくれている家族をＵＳＪに招待したもので、総勢８０００人がＵＳＪの各アトラクションを楽しんでくれた。社員が家族とともに、笑顔で楽しんでいる姿が大変感慨深かった」

<プロフィール>
田畑　利彦氏（たばた・としひこ）
１９６６年３月９日兵庫県篠山市生まれ、４９歳。
国際的起業家表彰制度「２０１４年度ＥＹアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパン」ファイナリスト。
趣味は読書。

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