外部接続による応札強化へ

オークション 2015年05月08日

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サービス開始時期は７月６日の予定

会社名：NOAA

吉岡社長は４月２２日の発足２周年記念ＡＡで今期を『変革の年』と表した

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　日産大阪オートオークション（大阪市此花区・吉岡末治社長、ＮＯＡＡ）は手ゼリと外部応札を融合させた新たなオートオークション（ＡＡ）の仕組みをスタートさせる。７月６日開催のＡＡからスタートさせるため、準備に入った。当初は不在入札のみのサービス提供となる模様だが、アイオーク、オートサーバーの２社とレイシスソフトウェアーサービスの提供する「リアルカーオークション（ＲＣＡ）」を使った新サービスをスタートさせる予定。現在、接続先との擦り合わせを行っており、詳細については順次公表していく考え。

　同社の事実上の親会社にあたる日産大阪（大阪市西区）は国内屈指の日産ディーラーで、２０１５年度の新車販売計画は３万２０００台。グループ内での中古車流通を活性化していくため、日産大阪は下取り率の向上、ＮＯＡＡは、日産車の二次流通の活性化を狙いに、外部応札環境を整え、グループの総合力を高める。

　同社は４月20日、「ＮＯＡＡ発足２周年記念ＡＡ」を開催した。３月16日以降、６開催連続となる５００台超えの出品台数を集め、盛大に開催した。

　セリ開始前のセレモニーで吉岡社長は「社名変更から早２年が経過。今年はさまざまな『変革』を行ってまいります。立体ヤード照明設備のＬＥＤへの刷新や撮影室の新設、画像点数の増加、点数制の採用などを行い、外部応札を念頭におき、変革の年を精一杯進んでまいります」と挨拶した。また、日産大阪の矢野浩史執行役員中古車事業本部長が挨拶に立ち、来場会員に謝辞を述べた。

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