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HAA神戸(神戸市中央区、菊地秀武社長)は4日12日、「立体駐車場完成8周年記念オートオークション(AA)」を開催した。出品台数は今年8度目となる1万台超えを記録、ディーラー出品が全体の17%を占めるなど、小売りに即した良質車を多数集荷し活発な競りを展開した。
同社はAA開設以来、先を見据えた設備投資を着実に実施することで、西日本最大規模のAAを確立した。3700台収容の立体駐車場を新設したのはオープン6年目の2006年4月。同年1月には同時6レーン化を実施するなど、矢継ぎ早の経営戦略で現在の礎を築いた。
菊地社長は競り開始前のセレモニーで「消費増税の駆け込み終了による一服感がいつまで続くのか。消費税が10%まで引き上げられた際、再び駆け込み需要は訪れるのか。非常に先の読めない環境下にある。HAA神戸は今期48開催を予定し出品台数45万8400台、開催平均9550台を目標に足元をしっかりと見据えた積極姿勢で外部との提携や先行投資を積極推進したいと考えています。会員の皆様がご商売をしやすい環境づくりにまい進してまいります」と挨拶した。
同社は、バイヤーのニーズに対応したユーザー・初出品カテゴリー車の集荷に注力する。前期のディーラー出品比率は1開催あたり1211台。積極的な営業活動が奏功し今回の記念AAでは1779台まで上昇した。ディーラー出品の目標シェアは20%に設定する。
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