ＴＯＰインタビュー／ＪＵ北海道会長・ＪＵ札幌会長・理事長　問谷功三氏　　テーマは「会員支援の強化」と「会員からのありがとう」

ひと 2014年02月08日

強い信念で想いを貫き、改革に取り組むＪＵ北海道会長・ＪＵ札幌会長・理事長　問谷功三氏　

『ＪＵ共有セリ機』の採用をいち早く決断、ＪＵ埼玉に次ぐ早さ（全国２番目）で導入し、さらに全道のＪＵサテライトＡＡ接続を推進したＪＵ札幌問谷功三理事長（ＪＵ北海道会長）。光回線の整備に伴いＪＵ旭川が導入を決定し、ついに「チームＪＵ北海道」が実現する。現在、中古車販売士の周知活動に力を入れ検査研修の実施など、加盟する会員店の経営支援策を追求している。改革に力を注ぐ問谷理事長に話を聞いた。

【全会員６７０店を訪問】
　４月以降、消費増税の影響と買い控えなど中古車販売は『相当の反動がくる』と覚悟しなければならない。ＪＵ札幌の事務局職員が昨年７月から９月に加盟会員６７０店を全店訪問し、ＪＵ組織の在り方や事業の案内を説明、アンケートも実施してくれた。特に多かった「回送運行許可申請手続き代行」や「中古車販売士制度のＰＲ」や「検査講習会の実施」。また、オークション運営についても要望や貴重な意見を聞くことが出来た。これからも会員の声に耳を傾け、会員店の役に立つサポートと入会メリットを徹底して追求していく。

【ＡＡ事業について】
　道内ＪＵオークション事業の活性化を目指し、当札幌会場がホスト会場として進めたサテライトＡＡも計６会場となり、道内どこでも全国水準相場の取引が可能になった。現在、未接続のＪＵ旭川も導入を決定しており、光回線が整備される６月か７月には全会場のサテライト化が実現する。これで念願の全道ＪＵのネットワークが構築されＪＵＡＡが一つになる。今後は、北海道の中古車が全国に発信され取引が活発化すると確信している。

【課題は車両検査研修】
今は、会員が外部ネットで落札するのが当たり前の時代。検査精度の向上が求められている。検査員のレベルアップを図るために研修会も実施していく。飽くまでも私の思い（案）ですが、会員の小売り支援のため中古車販売士制度のように会員店の社員に研修を行い、検査員資格制度（特級・１級・２級）を導入、下取り時に車両状態を見極める力を有し、現在ＪＵコーポレーションで進め７月からのスタートを予定する「展示車取引」に登録する共有在庫車の、自主検査に活用したい。

【テーマは「ありがとう」】
私は、ＪＵ北海道に加盟する会員の皆さんから沢山『ありがとう』と言って頂き、会員店はユーザーから『ありがとう』と言ってもらえる様、「チームＪＵ」「オール北海道」の下、頑張っていく。（取材・倉元進）

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