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先月末、愛知県の大手AA会場を訪問した際、会員対応である場面を目にし、スタッフ達の対応に感心させられた。
私が、会場送迎があるJRの駅に到着したのは午前8時55分、9時ちょうどに出発する送迎バスは満席になり乗り込めず、次のバスを待つことにした。すぐに次のバスが到着し乗り込むと、「次は15分の出発ですが宜しいですか」と丁寧に出発時間の案内があった。
出発時間を待っていると5分後に、3人目の会員が駅前で案内するスタッフに、「どうしても取引の関係で9時30分までに会場に着かなければ困るんです。15分発では30分のセリスタートに間に合わない。すぐ出してくれませんか」と相談していた。
すると、その駅前に立ち会員を案内するスタッフがバスの運転手に「このお客様がどうしても30分に着かなければならないと言われています」と報告、事情を聞いた運転手は、「分かりました。すぐ出しましょう」と9時10分前に出発、バスはセリがスタートする9時25分に到着した。かなり焦っていた会員は、「本当に助かりました。ありがとうございました!」と繰り返し御礼を言い、AA会場内に走り込んで行った。
私は、「お客様第一主義」を唱えるそのAA会場の現場判断が実践されていることを目の当たりにした。恐らくあの慌てていた会員は、送迎ドライバーが臨機応変に対応してくれセリスタートに間に合った恩を忘れることはないだろうと思った。 (倉元)
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