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成功事例集

軽自動車専門店として地域密着、軽キャンピングカー事業にも注力

2015-07-03
藤原栄二

カーショップアシスト
代表取締役   藤原栄二

  • 地域に密着した軽専門店として存在感
    地域に密着した軽専門店として存在感
  • 軽キャンピングカーキットを独自開発し脚光
    軽キャンピングカーキットを独自開発し脚光
  • 軽キャンピングカーブランド「ぷちキャン」でライフスタイルを提案
    軽キャンピングカーブランド「ぷちキャン」でライフスタイルを提案

 軽自動車専門店として、大手電機メーカーの御膝元・大阪府門真市で地域密着営業を展開するカーショップアシスト。軽自動車に特化した販売スタイルで存在感を高める。最近では「軽を知り尽くした専門店」のノウハウを生かし、軽自動車向けのキャンピングカーキットの開発を手がけ、ユーザーをはじめ、同業者の熱い視線を受ける存在だ。

■有力販売店での経験が大きな糧に
 藤原栄二社長は元々大阪府寝屋川市の有力販売店で修業を積んだ経験を持つ。当時の社長と営業部長から学んだノウハウ、中古車営業の経験は今でも色褪せないとし、現在の店舗運営の糧となっている。5年間勤めた同店では、最終的には営業部長を任された。兄が立ち上げた中古車販売店の手伝いで退職したのち、25歳で独立した。

■マンション1階の1テナントから始めた店舗
 立ち上げ時は資金的なリスクも考え、1テナントからスタート。展示台数は屋内外に7~8台という規模。立ち上げ時は軽専門店ではなかった。「地域性を考え、コンパクトカー中心の品ぞろえとし、普通車も展示。もともと軽専門で商売をする予定もなかった」(藤原社長)とする。
■地域密着営業を標榜し『軽』に特化
 「もともと意識はしていなかったが、地域密着営業を志し、お客さんの目線に立った時、この地域のユーザーニーズは『軽』にあるといち早く察知した」(藤原社長)。品揃えを軽に特化させたことで、地域のユーザーが次々に来店してくれるようになった。軽を通じ、地域のエンドユーザーとの信頼関係を強めていった。現在では在庫ヤードを含む敷地500坪まで事業規模を拡大し、地域での存在感を高める。

■最大の強みは仕入れ
 上質なクルマを確保し、良質で活きの良いクルマを中心に販売する。ユーザー目線の厳しい査定で中古車を見極め、たとえ修復歴があっても、自信を持って薦められる中古車は展示・販売する。買取においても査定力とスピード感を高め、買い取り車を直売する強みを生かす。

■豊富な付帯サービス・商品を提供
 自社整備工場を持たない中、近隣のサービス提携工場との協力や自社グループの「アシスト保険サービス」による保険事業にも注力する。1件1件の商談を大切にし、ユーザーの立場に立ったあらゆる情報提供と付加価値提案でユーザーとの絆を深める。「車庫証明」の徹底など、コンプライアンス(法令順守)を意識した正統派の店舗運営にユーザーの好感が寄せられる。

■少数精鋭の店舗運営
 店舗スタッフは藤原社長を含む5名体制。店頭での販売・納車や平日来店の促進などで、効率的な店舗運営を進める。「価格」や「鑑定」といったフックで、インターネットを活用した販売を進める。厳選した中古車とスタッフ個々のスキルの高さがユーザーとの信頼関係を支えており、販売後のクレームもほとんどない。「家族連れが手をつないで来店してくれる店」。藤原社長が思い描く店舗像通り、アットホームな店舗が来店客を迎える。

【店舗情報】
■会社名:有限会社カーショップアシスト
■住所:大阪府門真市脇田町30-4
■代表者名:代表取締役 藤原栄二
■創業:1998年(平成10年)4月
■敷地面積:約500坪
■平均月販台数:25~30台